てまべらし

最小の労力で最大の成果を。

減らさずになぜ増やす?

俺にはどーしても理解できないことがある。

 

人は少し成功するとすぐに増やしたがること。

 

在庫、人、店舗、売上。

 

なんで?

 

リスク増えるじゃん。

 

管理する手間増えるじゃん。

 

仕事量増えるじゃん。

 

その前にやるべきことあるでしょ?

 

今の売上を落とさずに労働時間を短くできないか。

 

在庫管理をより効率的にするためにどんなシステムを導入するか。

 

どうしたらもっと無駄を省けるか。

 

どうしたらもっと生産性を上げられるか。

 

軌道に乗って余裕が生まれたときこそ改善を見つけるための最大のチャンスだというのに。

 

余裕なくして挑戦なし。

 

挑戦なくして成長なし。

 

 

とくに実感するのは人を増やしたときだ。

 

新人なんて最初の数ヶ月は足手まといでしかない。

 

それなのに、教えるためのマニュアルを作ってあるわけでもなければ、現場の人手に余裕があるわけでもない。

 

何もしないでいても現場に放り込んでおけば人間は勝手に成長すると思い込んでいる。

 

新人は誰からも教えてもらえず、足手まといの扱いを受け、メンタルがやられて辞めていく。

 

最初からいるスタッフは新人を教育することを面倒に思う。その上、なかなか有給がとれず、不満が募り辞めていく。

 

そして、結局は従業員がいなくなり経営がまわらずに潰れてく。

 

まぁ、給与という甘い罠があることでなかなか従業員は辞めませんが。

 

人を育てられる環境があるかどうかというのは中小企業では特に重要に思う。